
Viara
宇都宮から白河へ
奥州街道とは、江戸時代に整備された五街道の一つで、日本橋を起点に宇都宮まで日光街道と同じ道を進み、その後白河を経て陸奥国(現在の東北地方)へ向かう幹線道路です。
最終的には松前へと至り、幕府が蝦夷地支配を意識して整えた重要な街道でした。
沿道には二十七の宿場が置かれ、物資輸送や参勤交代、軍事的な移動に利用されただけでなく、庶民の旅や商取引にも広く使われました。
宇都宮や白河小峰城下、会津若松城下、仙台城下など、沿線には歴史的に著名な城下町が並び、近世以降の地域発展に大きな役割を果たしました。
特に白河関跡は古代以来の交通の要衝として知られ、奥州街道の象徴的な地といえます。
現在も国道4号や東北本線がほぼ同じルートを通り、東北地方と首都圏を結ぶ大動脈としての機能を引き継いでいます。
歴史を学びながら歩けば、奥州街道は日本の北への広がりを実感できる街道です。
※ 五街道に制定された奥州街道の道筋は白河までで、宇都宮~白河の「奥州道中十次」が正式名称とされています。
実録!「奥州街道」体験記
ここでは管理人 Viara が実際に奥州街道を歩いて記録した「みどころ」を、感想や写真と共に詳しく紹介しています。
これから奥州街道を歩いてみたいと思っている皆さまの参考になれば幸いです。
基本的には週末を利用して五街道それぞれに細切れウォーキングをしているため、更新は不定期です。
ウォーキング済みの区間に順次記事のリンクを挿入していきますので、参考にしてください。
日本橋(にほんばし)
千住(せんじゅ)
草加(そうか)
越ケ谷(こしがや)
粕壁(かすかべ)
杉戸(すぎと)
幸手(さって)
栗橋(くりはし)
中田(なかた)
古河(こが)
野木(のぎ)
間々田(ままだ)
小山(おやま)
新田(しんでん)
小金井(こがねい)
石橋(いしばし)
雀宮(すずめのみや)
宇都宮(うつのみや)
白沢(しらさわ)
氏家(うじいえ)
喜連川(きづれがわ)
佐久山(さくやま)
大田原(おおたわら)
鍋掛(なべかけ)
越堀(こしほり)
芦野(あしの)
白坂(しらさか)
白河(しらかわ)